３日間にわたって開かれた北海道洞爺湖サミットは、議長を務(wù)めた福田総理大臣が記者會見を行い、議長総括を発表して閉幕しました。
    最終日の協(xié)議は、Ｇ８＝主要８か國に中國やインド、ブラジルなどの新興國を加えたいわゆる「主要排出國」が勢揃いして行われました。
    この中ではＧ８側(cè)が地球溫暖化対策をめぐり、８日までにＧ８で合意した「２０５０年までに世界の溫室効果ガスの排出量を半減させる」という長期目標(biāo)を受け入れるよう求めました。
    これに対し、中國やインドなどは「まずは先進(jìn)國こそが率先して削減努力を行うべきだ」「経済成長がいささかも脅かされることは受け入れられない」と強(qiáng)く反発、合意文書では「長期目標(biāo)の重要性」の認(rèn)識では一致しましたが、「半減させる」という具體的な數(shù)値目標(biāo)を盛り込むことはできませんでした。
    「主要経済國の首脳が２時(shí)間にわたり、気候変動の幅広い課題について熱心に論議したということは、これは史上初めてのことであります」（福田総理）
    議長として記者會見した福田総理は、今回のサミットの成果を強(qiáng)調(diào)したうえで、Ｇ８が指導(dǎo)的役割を認(rèn)識し、率先して溫室効果ガスの削減に努める決意を示しました。
    「我々は、包括的なアプローチへの大きな進(jìn)展を成し遂げました」（アメリカ、ブッシュ大統(tǒng)領(lǐng)）
    一方、北朝鮮問題では、Ｇ８首脳がまとめた首脳宣言の核の不拡散の項(xiàng)目の中に「拉致問題を含む解決」と明記はされましたが、議長総括の中では去年とほとんど変わらない記述となりました。
    「北朝鮮問題についても充実した意見交換を行いまして、（核開発計(jì)畫の申告の）検証の具體的あり方につきましては、あす（１０日）からの開催される６者會合で議論されることになっております」（福田総理）
    この後、中國の胡錦濤國家主席と會談した福田総理は、拉致問題の再調(diào)査について、「北朝鮮は具體的行動を取っておらず、制裁を解除する狀況にない」と述べました。（09日21:46）
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