本文
きつねが井戸に落ちましたが、どうしても上がれなくて、困っていました。そこへ、のどが渇いて困っているやぎがやってきました。そして、井戸の中に、きつねが入っているのを見つけると、その水はうまいかと聞きました。きつねは、困っているのに平気な顔をして、水のことをいろいろほめたて、やぎに降りてくるように勧めました。やぎは、水が飲みたいばかりに、うっかりおりて行きました。
さて、やぎは、のどの渇きがおさまったので、上に上がる方法を、きつねに相談しました。すると、きつねは、うまい方法を思いついたと言って、「あなたの前足を壁に突っ張って、角を前にやってくださいよ。そうすれば、私が背中に乗って飛び出し、そして、あなたを引き上げましょう?!工妊预い蓼筏?。
そこで、やぎは、今度もきつねの言うとおりにしました。きつねは、やぎの足の方から飛び上がって、その背中に乗り、そこから、角を踏み臺にして、井戸の口まで上がりました。そして、そのまま行ってしまおうとしました。やぎが、きつねに、約束が違うじゃないかと、文句を言うと、きつねは、振り返って言いました?!袱亭?、やぎさん、あなたにもう少し知恵があれば、そんな所へおりなかったでしょうね。」
會話
先生:はじめに、この話を読んで、いちばん強く感じたことを話し合ってみましょう。では、大谷君、どうですか。
大谷:きつねは、知恵がありますが、やぎは、すぐ騙されるから、考えが足りないと思いました。
山田:でも、やぎが騙されたのは、その時、とても水が飲みたかったからではないでしょうか。
林?。氦饯Δ扦埂¥浃?、その時、がまんできないほどのどが渇いていたのだと思います。知恵があっても、そういう時には、だれだって、井戸の中に入って行くと思います。
大谷:けれど、やぎが騙されたのは、のどが渇いている時だけではありません。そのあとでも騙されているでしょう。だから、やっぱり、知恵が足りないのだと思います。
木村:私もそう思います。きつねが背中に乗ると言った時も、すぐ、きつねの言うことを聞いて臺になってやるなんて、やっぱり考えの足りないやぎです。
西山:やぎは、きつねの言うことを、少しも変だと思わないし、何でも言うとおりになっています、私は、こういう性質(zhì)は嫌いです。
木村:私も嫌いです。私は、どんなことでも、自分でよく考えて決めたいと思います。もし、私だったら、背中に乗せてくれと言われたら、はっきり斷ります。
中村:僕なら、その井戸が淺いか深いかよく調(diào)べてみます。もし、深いようだったら、きつねに、上がるにはどうすればいいか、聞いてから入ります。
先生:やぎについて、いろいろ意見が出ましたね。まだ、そのほかに、考えのある人はいませんか。
山田:僕も、やぎは好きではありませんが、そんなに考えが足りないのではないと思います。このやぎは素直なのだと思います。だから、きつねのいうことを、すぐに信じるのです。こんなに素直なやぎを、二度も騙すきつねはとてもひどいきつねだと思います。
長島:僕も賛成です。僕は、こんなきつねが大嫌いです。
小林:大谷君は、きつねは知恵があると言いましたが、知恵があるのではなく、ずるいのだと思います。
先生:それでは、今度は、きつねについて感じたことを話し合いましょう。
きつねが井戸に落ちましたが、どうしても上がれなくて、困っていました。そこへ、のどが渇いて困っているやぎがやってきました。そして、井戸の中に、きつねが入っているのを見つけると、その水はうまいかと聞きました。きつねは、困っているのに平気な顔をして、水のことをいろいろほめたて、やぎに降りてくるように勧めました。やぎは、水が飲みたいばかりに、うっかりおりて行きました。
さて、やぎは、のどの渇きがおさまったので、上に上がる方法を、きつねに相談しました。すると、きつねは、うまい方法を思いついたと言って、「あなたの前足を壁に突っ張って、角を前にやってくださいよ。そうすれば、私が背中に乗って飛び出し、そして、あなたを引き上げましょう?!工妊预い蓼筏?。
そこで、やぎは、今度もきつねの言うとおりにしました。きつねは、やぎの足の方から飛び上がって、その背中に乗り、そこから、角を踏み臺にして、井戸の口まで上がりました。そして、そのまま行ってしまおうとしました。やぎが、きつねに、約束が違うじゃないかと、文句を言うと、きつねは、振り返って言いました?!袱亭?、やぎさん、あなたにもう少し知恵があれば、そんな所へおりなかったでしょうね。」
會話
先生:はじめに、この話を読んで、いちばん強く感じたことを話し合ってみましょう。では、大谷君、どうですか。
大谷:きつねは、知恵がありますが、やぎは、すぐ騙されるから、考えが足りないと思いました。
山田:でも、やぎが騙されたのは、その時、とても水が飲みたかったからではないでしょうか。
林?。氦饯Δ扦埂¥浃?、その時、がまんできないほどのどが渇いていたのだと思います。知恵があっても、そういう時には、だれだって、井戸の中に入って行くと思います。
大谷:けれど、やぎが騙されたのは、のどが渇いている時だけではありません。そのあとでも騙されているでしょう。だから、やっぱり、知恵が足りないのだと思います。
木村:私もそう思います。きつねが背中に乗ると言った時も、すぐ、きつねの言うことを聞いて臺になってやるなんて、やっぱり考えの足りないやぎです。
西山:やぎは、きつねの言うことを、少しも変だと思わないし、何でも言うとおりになっています、私は、こういう性質(zhì)は嫌いです。
木村:私も嫌いです。私は、どんなことでも、自分でよく考えて決めたいと思います。もし、私だったら、背中に乗せてくれと言われたら、はっきり斷ります。
中村:僕なら、その井戸が淺いか深いかよく調(diào)べてみます。もし、深いようだったら、きつねに、上がるにはどうすればいいか、聞いてから入ります。
先生:やぎについて、いろいろ意見が出ましたね。まだ、そのほかに、考えのある人はいませんか。
山田:僕も、やぎは好きではありませんが、そんなに考えが足りないのではないと思います。このやぎは素直なのだと思います。だから、きつねのいうことを、すぐに信じるのです。こんなに素直なやぎを、二度も騙すきつねはとてもひどいきつねだと思います。
長島:僕も賛成です。僕は、こんなきつねが大嫌いです。
小林:大谷君は、きつねは知恵があると言いましたが、知恵があるのではなく、ずるいのだと思います。
先生:それでは、今度は、きつねについて感じたことを話し合いましょう。